新車・ディーラー満足度、日系車とインフィニティが勝利

人民網日本語版    2017年7月17日(月) 13時50分

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2017年の米国における新車への満足度に関する報告書と米調査会社パイド・パイパーによる自動車ディーラーの今後の見通しへの満足度に関する報告書が、このほど相次いで発表された。

2017年の米国における新車への満足度に関する報告書と米調査会社パイド・パイパーによる自動車ディーラーの今後の見通しへの満足度に関する報告書が、このほど相次いで発表された。新車報告書をみると、満足度が最も高かった高級車ブランドはリンカーンで、米自動車専門コンサルティング会社のオートパシフィック社の社長賞および車両満足度アワードのトップにはヒュンダイの「ジェネシスG90」が選ばれた。ディーラー報告書をみると、ブランドではインフィニティが114ポイントで1位になり、ヒュンダイとホンダは5位に並び、リンカーン、アウディ、ダッジ、スバルが7位に並んだ。国際商報が伝えた。

海外メディアの報道によると、オートパシフィックがこのほど発表した新車満足度アワードでは、日系自動車メーカーが最大の勝利者となり、8つの賞を受賞した。米国メーカーは7つ受賞して後に続き、欧州と韓国のメーカーはそれぞれ4つを受賞した。17年の満足度が最も高かった高級車は「リンカーン」、大衆車は「GMC」。オートパシフィック社長賞と車両満足度アワードは「ジェネシスG90」。これらの結果により、自動車オーナーが求めているものは何かがわかると同時に、消費者が正しい決定を行い、自分のニーズに合った自動車を選ぶのを手伝うことができる。

17年新車満足度アワードでは、自動車オーナー5万4千人から寄せられた16年モデルおよび17年モデルの自動車に関する意見を総合し、操作性、快適性、安全性、購入実績など49の詳細なチェック項目を踏まえて、各タイプ車両の中でオーナーを最も満足させた新車を選んだ。

今回の調査では、リンカーンが2年連続でトップだったテスラ・モーターズを破り、最も満足できる高級車ブランドの座に返り咲いた。過去10年間のうち、リンカーンは11年と14年にもトップになっている。車種ごとの新車満足度アワードでは、韓国の「ジェネシスG90」が最高得点を獲得したと同時に、満足度が最高の高級乗用車にも選ばれた。

ディーラー満足度調査の結果は現地時間の7月10日に発表された。海外メディアの報告では、インフィニティが2年連続でトップに立った。この調査のねらいは、それぞれ異なったブランドを取り扱うディーラーの顧客へのサービスや事務効率を比較することにある。

この調査はパイド・パイパー社によって始められた。16年7月から17年6月まで、複数の「顧客のふりをした調査員」が米国のディーラー5289社を訪問調査し、業務における接客態度やサービスの内容に基づいてディーラー満足度指数を算出した。

インフィニティは114ポイントでトップ、後にはレクサスとベンツが続いた。トヨタは4位、ホンダとヒュンダイが5位に並び、アウディ、リンカーン、ダッジ、スバルが7位に並んだ。BMW、クライスラー、ジャガー、起亜、日産がいずれも104ポイントで11位だった。インフィニティと同様、レクサスとベンツも他ブランドを明らかに上回った。ポイントが特に低かった4ブランドは、フィアット、ボルボ、ジープ、テスラ。

今年のレクサス、ベンツ、トヨタの並び順は昨年とほぼ同じ結果になった。昨年はレクサスとベンツが2位、トヨタが3位だった。変化が大きかったテスラだがポイントは大きく上昇しており、昨年より8ポイント上がって94ポイントになった。とはいえ業界内で最低のポイントであることに変わりはない。(提供/人民網日本語版・編集KS)

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