韓国製造業の没落、中国の報復が原因ではなく技術の問題―中国メディア

Record China    2017年9月9日(土) 0時20分

拡大

8日、海外網は、韓国企業や製品が中国で急速にシェアを縮小しているのは、在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)に対する中国当局の報復措置だけでなく、中国企業の技術力が大幅に上昇したことが原因だと伝えた。写真は中国で販売されている韓国の温水洗浄便座。

2017年9月8日、海外網は、韓国企業や製品が中国で急速にシェアを縮小しているのは、在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)に対する中国当局の報復措置だけでなく、中国企業の技術力が大幅に上昇したことが原因だと伝えた。

韓国・亜洲経済によると、韓国のある大手企業の経営者は最近、中国へ出張し、韓国製品の人気低下を実感した。特にスマートフォン(スマホ)でその傾向が著しい。経営者は「たった数年前、中国人の多くは韓国サムスン電子のスマホを使っていた。しかし、今では中国人の3分の2は(中国ブランドの)OPPOvivoのスマホを持っている」と話す。

中国製のスマホは性能は韓国製品と同等だが、価格は半額だ。スマホのアプリも中国の消費者向けに考えられており、韓国製品のシェアが縮小するのも理解できる。LG電子は中国市場をすでにあきらめたも同然で、顧客サービスセンターも閉鎖してしまった。

また、現代自動車も中国で経営難に直面している。販売台数はかつての半分に減少。THAADによる打撃以外に、製品の競争力低下が原因とみられている。THAADによる韓国製品のイメージ低下には打つ手がないが、追い打ちをかけるように中国の技術力が急上昇している。さらに、中韓間の貿易額も目に見えて減少している。(翻訳・編集/大宮)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携