北京原人の故郷で謎の洞窟発見!動物化石が番号付きでザクザク―河北省

Record China    2008年4月27日(日) 15時54分

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25日、北京原人の骨が発見された「北京原人遺跡」で謎の洞窟が発見され話題になっている。そこには誰かが故意に埋めたと思われる番号付きの動物化石が大量に発見された。写真は04年の北京原人遺跡。

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2008年4月25日、世界文化遺産に登録されている「周口店北京原人遺跡」で謎の洞窟が発見され話題になっている。北京市の「北京日報」が伝えた。

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同遺跡管理所は前日の24日、環境整備工事中の作業員が偶然にレンガ壁の奥に小さな洞穴があるのを発見したと発表。そこには1000点以上もある大量の動物の化石が埋められていたという。そのうち20点の化石には発掘番号がはっきりと書き添えられてあった。特に多いのが北京原人と同時代に生息していたオオツノシカの肋骨の化石である。

専門家の話では、発掘番号からこれらの骨が1951年に発見されたもので、なかには1930年代に「中国地質調査局新生代研究室」が発掘した貴重な化石数点も含まれているという。このことから、今回発見された化石は何者かが故意に埋蔵したものだと考えられている。その後の調査で、化石の紛失や盗難を防ぐため同遺跡管理所が10ケースもの化石を1968年に埋めていたことが判明。今回の化石がその時のものかどうか、現在鑑定中とのこと。(翻訳・編集/本郷)

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