バスのチラシに中国人蔑視の文言、留学生らが激しく反発―米国

Record China    2017年12月6日(水) 7時40分

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5日、環球時報(電子版)によると、米イリノイ州のバス会社が、顧客向けに配布するチラシに「車内では中国にいないかのように感じられます」と記載し、中国人留学生らから反感を買っている。写真は中国のバス停。

2017年12月5日、環球時報(電子版)によると、米イリノイ州のバス会社が、顧客向けに配布するチラシに「車内では中国にいないかのように感じられます」と記載し、中国人留学生らから反発の声があがっているという。

米メディアによると、問題となっているのは、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の学生らが利用するシカゴ郊外の路線バス。チラシには料金やサービスの説明のほか「車内では中国にいないかのように感じられます」と書かれていた。これを見た同校の中国人留学生らが激しく反発し、バスの運営会社に抗議文を提出したという。

これを受け、バス会社側は電子メールで謝罪。しかし、チラシの文言については「事実に基づいたもの」として表現を変えなかった。その後、大学側も「差別的な表現だ」として遺憾の意を表明したという。

同校に通う中国人留学生によると、今回のバス会社はこれまでにも複数回にわたり一部の留学生を差別する表現を繰り返してきたという。中国人留学生の1人は「多くの中国人学生が怒っている。もうこの会社のバスには乗らないという人もいる」と話しているとのことだ。(翻訳・編集/大宮)

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