<セクハラ研修>異性2人にハグがノルマ!社員70人が繁華街さまよう―吉林省長春市

Record China    2008年4月24日(木) 20時50分

拡大

22日、吉林省長春市の重慶路に若者のグループが出現。異性を探しては抱擁の許可を求めた。ある企業が若手社員に対し行った特別研修。資料写真。

(1 / 2 枚)

2008年4月23日、「会社の研修なのですが、あなたに抱きついてもいいですか?」―22日午後、吉林省長春市の重慶路に若者のグループが出現。異性を探しては抱擁(ハグ)の許可を求めた。東亜経貿新聞が伝えた。

その他の写真

この研修、長春市のある企業が70人あまりの若手社員を対象に行った。繁華街で見知らぬ異性に声をかけ抱きつくというもので、「ノルマ」はそれぞれ2人。目的は社員の羞恥心や見知らぬ人との距離感をなくすことだという。研修を受けた女子社員の李さんは新鮮で面白いと語った。

一方、市民の反応は様々。女子社員に抱擁を受けた張さんはこの新しい研修のスタイルに大賛成。「講師の話を座って聞く研修のように一般的ではないけれど、驚くことはない」と語る。だが、今年52歳になる王さんは女性社員の申し出を拒否。街で見知らぬ男女が抱き合うのは好ましくないと言う。また、ある女性市民は「突然道端で抱きつかれて、もし財布をなくしたらどうするの?伝染病をうつされたら?」と心配な様子。

専門家によると、中国ではもともと公共の場所で見知らぬ人と抱き合う習慣はなく、多くの人にとっては受け入れ難いことなので、この研修の効果は限定的。たとえ研修だとしても、国情に合わせるべきだ、海外のものを取り入れるという考え方はいいが、形だけをまねるべきでないと言っている。(翻訳・編集/YY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携