世界で大コケした超大作映画「グレートウォール」、チャン・イーモウ監督は「予測していた」―中国

Record China    2017年6月19日(月) 21時30分

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中国以外ではヒットしなかった米中合作映画「グレートウォール」について、チャン・イーモウ監督が早くから予測していたと語っている。写真は左からマット・デイモン、チャン・イーモウ監督、アンディ・ラウ。

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2017年6月18日、中国以外ではヒットしなかった米中合作映画「グレートウォール」について、チャン・イーモウ(張芸謀)監督が早くから予測していたと語っている。新浪が伝えた。

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映画「グレートウォール」はハリウッドスターのマット・デイモン、香港の俳優アンディ・ラウ(劉徳華)など人気スターを集め、制作費1億5000万ドル(約166億円)を投じた超大作。チャン・イーモウ監督にとって初の英語作品で、実質的なハリウッド進出作として注目された。

しかし興行成績を見ると、中国では11億7500万元(約191億円)となり、歴代興収ランキング21位の好成績を残したものの、米国では数字が伸びず。米エンタメ誌ハリウッド・レポーターでは、最終的な数字は4000万ドル(約44億円)前後にとどまり、7500万ドル(約83億円)の赤字を出したと報じている。

「グレートウォール」で大きな挑戦をしたチャン・イーモウ監督が、このほど人民日報のインタビューで作品について語った。世間の評判があまり上がらないことは「早くから予測していた」という。娯楽映画で自分の名声を落とすことを恐れる映画監督は多いが、チャン監督はそれでも挑戦したかったといい、「一度ハリウッド映画を撮ってみて、どんなものか理解したかった」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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