<サッカー>韓国サポ「中国ガンバレ!」、中国サポ「韓国に勝ってほしいよ」=「犬猿の仲」だった中韓が突然「相思相愛」に!?

Record China    2017年6月16日(金) 13時50分

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サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、「犬猿の仲」だったはずの中韓が互いに応援し合うというこれまでにない状況が生まれているという。

中国と韓国は以前からサッカーを巡って、両国のサポーターやメディアが互いに火花を散らす関係が続いている。ところが、中国のポータルサイト・今日頭条でスポーツ情報を発信している自メディア(小メディア)「斉帥」によると、佳境を迎えたサッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、「犬猿の仲」だったはずの中韓が互いに応援し合うというこれまでにない状況が生まれているという。

最終予選A組は、残り2試合の時点で最下位の中国にもプレーオフ圏内の3位が狙えるという大混戦になっている。順位をおさらいすると、首位のイランは勝ち点20ですでに本大会出場が決定。以下、2位は韓国(同13)、3位はウズベキスタン(同12)、4位はシリア(同9)、5位はカタール(同7)、6位は中国(同6)となっている。2位までが自動的に本大会に出場し、3位はプレーオフに回る。

ポイントになるのが今後の対戦カードだ。中国はウズベキスタン、カタールと、韓国はイラン、ウズベキスタンと対戦する。次節で中国がウズベキスタンに勝利すれば、韓国はイランに勝利した時点で本大会出場が決まる。だが、逆に中国がウズベキスタンに敗れれば、イラン戦に勝利したとしても本大会出場は最終戦までもつれる。最終戦はウズベキスタンのホームで行われるため、韓国にとっては中国にウズベキスタンをたたいておいてもらいたいところだ。

一方、中国が3位に入るには、2試合に勝利することに加えてウズベキスタンが2連敗すること(※シリア、カタールの結果も関係する)が必須条件。そのため、次節のウズベキスタン戦に自ら勝利し、なおかつ最終戦では韓国がウズベキスタンに勝利することを期待しなければならない状況だ。これを受けて、韓国サポーターからは中国代表を応援する声が、中国サポーターからは韓国代表を応援する声が上がっているという。

記事は、「一貫して犬猿の仲だった中国と韓国に突然、相思相愛の場面が生まれた」としながらも、中国にとっては可能性があるとはいえ3位に入るのはほぼ奇跡に近い状況であることから、韓国の中国に対する期待のほうが切実だとしている。また、自国代表に手厳しいことで知られる中国サポーターの中には、「われわれは実力通り負けるんだ。君たち(韓国人)がどうこうできるもんじゃない」と自国の弱さを皮肉りながら切り捨てるコメントもあるという。(翻訳・編集/北田

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