日本の躍進は続くか、福原愛、石川佳純、平野美宇から見る日本の卓球の進歩―中国メディア

Record China    2017年6月15日(木) 0時0分

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14日、卓球のワールドルアー、ジャパン・オープン荻村杯が開幕。これに関連し、中国のポータルサイト・新浪は13日、「福原愛、石川佳純、平野美宇から見る日本の卓球の進歩」と題した記事を掲載した。資料写真。

2017年6月14日、卓球のワールドルアー、ジャパン・オープン荻村杯が開幕。18日まで国内外の有力選手が激闘を繰り広げる。日本からは、世界選手権ドイツ大会で男女混合の金メダルを獲得した石川佳純と吉村真晴のほか、日本男子のエース・水谷隼やドイツ大会で水谷を撃破し話題となった張本智和が出場予定。さらに、ドイツ大会で女子シングルスの歴史的な銅メダルを獲得した平野美宇のほか、多くの主力選手が参戦する。これに関連し、中国のポータルサイト・新浪は13日、「福原愛、石川佳純、平野美宇から見る日本の卓球の進歩」と題した記事を掲載した。

日本の女子卓球選手といえば、福原愛をまず思い浮かべるだろう。そして、石川佳純と平野美宇が続く。この3選手は日本女子卓球の最高水準を示してきた存在である。3人を比較することで、日本の女子卓球が近年各方面で大きく進歩していることが分かる。

福原愛のプレースタイルは守り型で、相手のミスを誘って点を稼ぐのが特徴。平野美宇は攻撃型で、球にさまざまな回転をかけ相手を翻弄(ほんろう)している。石川佳純は両者の中間と言えるだろう。

また、中国選手に対する態度にも変化が見られている。福原愛は中国選手に対する恐怖心を完全に払拭できていないが、平野美宇はアジア選手権で中国選手を撃破し優勝したこともあり、中国人選手にも勝てるという自信がついた。石川は平野の活躍を見て、徐々に中国人選手に対する恐怖心を克服している。

日本人はコツコツと努力することにたけており、サッカーでの成功は良い例と言える。こうした地道な努力を卓球でも行い、大きな成果を得ている。中国は警戒を怠ってはいけない。現状維持や緩やかな進歩は退化に等しい。新世代の育成に力を入れる必要がある。これからは若者の時代だ。

今回のジャパン・オープン荻村杯には、女性世界ランク上位の丁寧(ディン・ニン)、劉詩●(リウ・シーウェン、●は雨かんむりに文)、朱雨玲(ジュー・ユーリン)は出場しないが、実力のある選手は数多い。日本勢が再び歴史的な記録を打ち立てられるのかに期待がかかる。(翻訳・編集/内山

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