韓国の大学周辺でチャイナタウン化が加速―韓国紙

Record China    2017年9月13日(水) 19時44分

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韓国では中国人留学生の増加とともに、大学周辺がまるでチャイナタウンかと見間違うほどの状態になっている。写真は中華料理。

2017年9月12日、韓国では中国人留学生の増加とともに、大学周辺がまるでチャイナタウンかと見間違うほどの状態になっている。高高度防衛ミサイル(THAAD)問題で中国ビジネスは冷え切っているが、大学周辺では中国色がますます強まっている。環球網が伝えた。

韓国紙・朝鮮日報によると、ソウルの高麗大学の近くでは中国語の看板を掲げる中華料理店が目を引く。「中国語で対応可能」の張り紙があるスーパーや不動産会社も少なくない。チャイナタウンによく見られる中国食品店はもちろん、中国系のカラオケ店もある。正門前のレストランの経営者は、「中国人留学生はおろそかにできない人数になっている」と話す。多くの店が中国語のメニューを用意したり、中国人を雇ったりしているほか、中国人の経営する店もある。

韓国教育部によると、高麗大学に在籍中の中国人留学生は3494人で、外国人留学生全体の59%を占める。2015年の1872人と比べると86%も増えている。中国人が集まっているのは高麗大学だけではない。慶熙大学には2800人、漢陽大学は1512人、建国大学には1487人もの中国人留学生が在籍しており、それらの周辺も似たような状態で、建国大学のそばには中国銀行の支店もある。

建国大学不動産学科の教授は、ソウル郊外の学園都市はテナント料が比較的安い上、中国人留学生が増えていることから、中国人留学生をターゲットにする商圏の拡大は必然的だと話している。(翻訳・編集/岡田)

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