毒性物質を含んだ電子ゴミは、環境汚染防止の最大の課題―黒竜江省哈爾浜市

Record China    2006年8月8日(火) 12時53分

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人々の生活が豊かになるにつれ、電子ゴミが環境に与える悪影響を懸念する声が、近年中国でも盛んに上がるようになった。

2006年8月7日、黒竜江(こくりゅうこう)省の哈爾浜(はるびん)市では、環境に悪影響を及ぼす「電子ゴミ」が新たな注目を集めている。調査によると、市が出す電子ゴミは年間7000トン余りで、中には大量の鉛やカドミウム、水銀、六価クロム等の強い毒性を持つ物質が含まれている。これらは人体に悪影響を及ぼすため、現在の環境保護項目では最大の課題となっている。近年携帯電話をはじめMP3、MP4、デジタルカメラなどのハイテク電気機器が人気となる一方、こうした商品はモデルチェンジが早いため、昨日まで人気だった商品が翌日になるとすぐ市場から消えていくという。それに加えて哈爾浜市には、使用年数期限が切れたテレビ等の家電が300万台もあるというが、いまだにこれらの電子ゴミを処理する専用の工場がないという。

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