<サッカー>中国で若手育成に情熱注ぐ日本人、「育てた選手が日本に勝ったらうれしい」―中国紙

Record China    2017年4月28日(金) 18時50分

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28日、南方都市報は、中国スーパーリーグ初の日本人選手と称され、現在広東省深セン市でサッカースクールを運営する楽山孝志氏の近況について紹介した。

2017年4月28日、南方都市報は、中国スーパーリーグ初の日本人選手と称され、現在広東省深セン市でサッカースクールを運営する楽山孝志氏の近況について紹介した。

楽山氏は1980年生まれ。ジェフユナイテッド市原(当時)、サンフレッチェ広島を経て、2011年にトルシエ元日本代表監督率いる中国スーパーリーグの深セン紅鑽に移籍。13年に引退すると日本で指導者ライセンスを取得して再び深センに戻り、14年に現地で「TCF楽山サッカー塾」を開校した。

開校から3年、スクールには3〜12歳の子ども約270人が所属しており、楽山氏は50人からなるエリートクラスを指導している。練習は週6日で、大雨でも休まない。スクールに通わせる保護者からは「うちの子は上手じゃないけど、体と精神力を鍛えてもらっている」「チーム精神を大切にしていて、子どもの練習態度にとても厳しい」「今の子どもは厳しい教育を受ける機会がないから、こういう練習は良いと思う」と好評だ。厳しさだけでなく、子どもたちを飽きさせない練習メニューの工夫も凝らされている。

スクールの子どもたちは4月23日に行われた深セン市ユースサッカー大会に出場。2007〜08年生まれのクラスで3位、09〜10年生まれのクラスで2位と優秀な成績を収めた。楽山氏は「今トレーニングを受けている子どもたちの中から、プロの選手としてピッチに立つ子が出てくれたら。国籍は関係ない。もし日本に勝てれば、それはとてもうれしいこと」と語っているという。(翻訳・編集/川尻

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