太陽節明けの北朝鮮、平壌市民はこぞって外出、「半島情勢はそんなに緊迫してるの?」という声も―中国メディア

Record China    2017年4月17日(月) 12時50分

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17日、環球時報は15日の太陽節明けの北朝鮮・平壌市内について、多くの市民が外出して休日を楽しんでいたと伝えた。資料写真。

2017年4月17日、環球時報は15日の太陽節明けの北朝鮮・平壌市内について、多くの市民が外出して休日を楽しんでいたと伝えた。

記事は、16日早朝に弾道ミサイル発射を試み失敗したことについて北朝鮮メディアは報じておらず、朝鮮中央テレビは16日午前、金日成(キム・イルソン)氏のドキュメンタリーや金正恩(キム・ジョンウン)氏の動向、太陽節の軍事パレードなどを放送したと伝えた。

現地滞在の記者が北朝鮮側の同行者に尋ねたところ、「外国の記者から聞いて知った。どんなミサイルだったのか」と逆に質問されたという。また、米国空母打撃軍が朝鮮半島付近の海域にやって来たことは知っていた一方で、会話中に何度か「今の朝鮮半島情勢はそんなに緊迫しているのですか」聞いてきたという。

日曜日だった16日の平壌市内では大勢の市民が外出し、日傘を差した若い女性、小さな子をおんぶした父親、トロリーバスに乗りながらイヤホンで音楽を聞く若い男性の姿が見られた。中心部の公園では、子どもたちが滑り台などで楽しそうな声を上げながら遊んでいる。映画館や劇場前には人だかりができており、チケットを手にした人々が大声で歓談しているのも見えたという。

記者は同日、北朝鮮側の手配により金日成花フェスティバル、ムンスウォーターパーク、動物園を見学した。ウォーターパークは色とりどりの水着を着た市民でにぎわい、動物園の原っぱでは多くの家庭がピクニックを楽しんでいたという。(翻訳・編集/川尻

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