桜が見たい中国人観光客、「爆買い」ならぬ「爆花見」が流行―華字紙

Record China    2018年4月3日(火) 20時20分

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3日、中文導報によると、桜の開花シーズンに合わせ、中国から日本を花見が目的で訪れる観光客が急増している。「爆買い」ならぬ「爆花見」が盛り上がりつつある。

2018年4月3日、中文導報によると、桜の開花シーズンに合わせ、中国から日本を花見が目的で訪れる観光客が急増している。「爆買い」ならぬ「爆花見」が盛り上がりつつある。

昨年3〜4月に中国から日本を訪れた人は、前年同期比2.5%増の103万7800人に達した。目的地は東京、大阪などの大都市のほか、新潟、山形、群馬など地方都市に分散しつつある。

中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボー)」では2月、「日本の桜」、「花見」などのキーワードを含む投稿が、昨年の2倍を超える延べ約1万9000件に達した。また、昨年4月に日本を訪れた中国人観光客は、7月、10月に次ぐ多さだった。今年3〜4月の花見シーズンには中国人観光客約60万人が日本を訪れ、消費額は80億元(約1348億円)に上るとみられている。

日本の百貨店関係者によると、かつて中国人観光客といえば春節(旧正月)連休中の「爆買い」のイメージがあったが、最近では桜のシーズンの売上高が春節を上回る勢いだという。

桜を見る外国人観光客の楽しみ方も多様化している。花見の名所では、和服のレンタルサービスが拡大。中国や台湾、香港などから来た人が、桜をバックに記念撮影する姿も見られるようになった。中国の有名若手女優が仕事で日本を訪れ、ちょうど桜の時期だったため、和服姿で花見をする様子がネットに掲載され、話題となったことも影響しているようだ。(翻訳・編集/大宮)

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