中国のシェア自転車、北京だけで1日400台が修理センターへ=中国ネットため息「みっともない」「こういう民度が必要なものを中国でやってはだめ」

Record China    2017年3月20日(月) 12時50分

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19日、中国中央テレビは北京だけで1日400台のシェア自転車が修理センターに届くと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はシェア自転車。

2017年3月19日、中国中央テレビは北京だけで1日400台のシェア自転車が修理センターに届くと伝えた。

昨年あたりから都市部で大人気となっている自転車シェアリング。大手の摩拜単車の場合、電話番号と身分証で実名を登録し、電子マネーを通して保証金299元(約5000円)を専用アプリにチャージすればすぐに利用できる。利用方法は、専用アプリで車体のQRコードを読み込むと自転車のロックが解除され、利用後は任意の場所に駐輪してロックを掛ければよく、1時間1元(約16円)と値段も手ごろだ。

しかし、北京のシェア自転車修理センターでは現在4000台以上の故障した自転車が修理を待っている状態だという。この修理センターには毎日400台以上の故障自転車が運ばれてきており、およそ2割は修理不能で廃棄されている。

作業員が対応できるのは1日に20台前後で、QRコードの破損、部品の欠落、勝手に個人の鍵をかけてしまったものなどが比較的よく見られる問題だという。記事は、自分と他人の便利さのためにも、文明的な利用を呼び掛けている。

これに対し、中国のネットユーザーから、「みっともない中国人だな」「こういう民度が必要なものを中国でやってはだめでしょう」など、自虐的なコメントが多く寄せられた。

また、「こんなんで会社はどうやってもうけてるんだ?」と疑問を呈するユーザーや、「でもこれで自転車修理の人は生き返ることができるな」との指摘もあった。(翻訳・編集/山中)

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