中国が3年ぶり貿易赤字に―中国メディア

配信日時:2017年3月11日(土) 16時40分
中国が3年ぶり貿易赤字に―中国メディア
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中国税関総署が8日に発表したデータによると、人民元建てで計算した場合、2月の輸入額は前年同期比44.7%増加し、予測値の23.1%を上回り、前回予測値の25.2%も上回った。
中国税関総署が8日に発表したデータによると、人民元建てで計算した場合、2月の輸入額は前年同期比44.7%増加し、予測値の23.1%を上回り、前回予測値の25.2%も上回った。輸出は同4.2%増加で、予測値の14.6%および前回予測値の15.9%を上回った。輸入が予想外に増加したため、2月の輸出から輸入を差し引いた貿易収支は603億6千万元(1元は約114.7円)の赤字になり、2014年2月以来、3年ぶりの貿易赤字となった。

分析によると、今回の貿易赤字出現には3つの原因がある。内需の旺盛さ、春節(旧正月)要因、大口商品の価格上昇だ。

中国民生銀行研究院の王静文マクロアナリストは、「2月の輸入が予想を上回った原因の1つは、中国経済がいまなお復興の過程にあることで、PMI(製造業購買担当者指数)、大型トラック、ショベルカー、貨物輸送量などの先行指標からみて景気活性度は持続的に上昇しており、内需の旺盛さを示している」と指摘する。

中国国際経済交流センターの張永軍研究員は、「2月の貿易赤字出現は、国際市場の大口商品の価格上昇がもたらした輸入額の大幅増加と関係がある。今年1〜2月には、砂鉄鉱の輸入価格は同83.7%上昇し、原油は同60.5%上昇、石炭は2.1倍に上昇、石油製品は同48.6%上昇した。

九州証券股フン有限公司(フンはにんべんに分)の■(登におおざと)海清チーフエコノミストは、「中国企業は春節前に輸出を前倒しして行い、在庫保管コストを引き下げるので、輸出が春節前に急増し、春節後に急減することになる」と分析する。

■エコノミストは、「春節要因がなくなると、貿易赤字は正常な状態に戻るだろう。3月にはかなりの確率で貿易黒字が出現するとみられる」と予測し、これは米金融グループのゴールドマン・サックスの予測とも基本的に一致する。

貿易赤字が人民元相場に悪材料をもたらすという見方について、専門家は、「貿易赤字に持続可能性はなく、よって人民元相場に対する影響は限定的といえる。外貨準備データと結びつけて考えると、人民元切り下げ圧力が完全に解き放たれるという結論を導き出すことができる」と指摘する。(提供/人民網日本語版・編集KS)
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