中国にかなわないからと米国に泣きつく日本は「子ども」―中国駐日大使

配信日時:2017年3月8日(水) 13時10分
中国にかなわないと米国に泣きつく日本は「子ども」―中国駐日大使
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全国政協委員で中国駐日大使の程永華氏がこのほど、中国メディア・南方都市報のインタビューを受け、日中関係について語った。写真は人民大会堂。
全国政協委員で中国駐日大使の程永華(チョン・ヨンホア)氏がこのほど、中国メディア・南方都市報のインタビューを受け、日中関係について語った。8日付で同紙が伝えた。

先日、話題になったアパホテルの書籍問題について聞かれた程氏は、「社会的なサービス施設でありながら、(客室に)誤った政治的観点を植え付ける書籍を設置すること自体が不道徳な行為だ。これは、日本の一部ではまだ過去の侵略の歴史を否定し、歴史を歪曲(わいきょく)する考え方が根深いことを反映しており、人類の良識に反する。実際は、こうした極端で偏った行為は、日本の大多数の良識ある人々は認めていない」と語った。

また、日中両国で相手国に対する印象が悪化していることについては、そうした状況であることは認めつつも「日本のメディアに対しても日本人に対しても、もう一つの数字に注目するよう強調してきた。それは、両国の7割以上の人が『日中関係は重要である』と回答していることだ。だが、この数字は多くのメディアであまり報じられていない」と指摘した。

互いの好感度が下がっている原因については、「日本のメディアの中国に対する報道が偏っている。ただ、根本的には日本の中国に対する気持ちがきちんと整理されていない」とし、「中国は2010年に日本を抜いて世界第2の経済体になったが、日本はそれが気に入らず、たびたび米国を巻き込んで中国をけん制している。これは、相手にかなわないから兄貴を呼んでくるという完全なる『子どものロジック』だ。隣国としてはやはり仲良くして、協力しながら共に発展していかなければならない」と語った。

さらに、「日中関係を一言で表すなら?」という問いには「複雑」と答えた。「日中関係全体の雰囲気は昨年と比べて大きく改善してはいない。しかし、日本は絶えず複雑で敏感な要素を作り出している。たとえば、『中国脅威論』を言いはやし、仲間を引き込んで中国をけん制しようとしていることなどだ。彼らは中国の軍事的発展をけん制するためだとしているが、根っこの部分では中国に対する気持ちを整理できていないのだ。中国の発展が目覚ましい中で、日本は中国という自動車を止めるのか、それとも相乗りして共に発展するのか、整理できていない」としている。

両国の今後の発展については、「良い方向に向かうと信じている。両国の交流事業は規模が大きく深い。だが、コントロールが必要な矛盾も存在する」と指摘。「家であれば引っ越すことはできるが、国は引っ越すことができない。だから、隣国はやはり互いに友好であるべきで、これにはみんなが賛成している」と述べた。

また、「今年と来年は、日中国交正常化45周年と日中平和友好条約締結40週年の節目にあたる。われわれはまず、日本側に45年前を思い出し、一昔前の政治家がどのような思考とどのような対話を通じて共通認識に至ったのかを思い出すよう働きかける。政府レベルでは交流強化と矛盾のコントロールがより重要。国と国であるからには意見の相違があるのは必然だが、必要以上にそれを拡大してはならない。民間レベルではさまざまな分野での協力を進め、ウィンウィンを実現する。日中には250以上の友好都市がある。交流の開始は早く、その数も現在が最多となっているこれは良い傾向だ」と語った。

最後に「日中の外交に携わる上で最も難しいこと」を聞かれると、「日中関係は単純に良いとか悪いと言えない。とても複雑だ。複雑で厳しい問題に向き合いながら、両国の交流を推進して自国の権利も守らなければならない。国の政策と、日本の国情を十分に理解している必要がある。日本に関する仕事に数十年携わっているが、一つの国とこれほど長い時間交流しているという蓄積は、私の強みでもあると思う」と答えた。(翻訳・編集/北田
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