外資系ホテルの建設ラッシュ、次なるターゲットは地方都市―中国

Record China    2008年2月25日(月) 9時3分

拡大

23日、中国では北京五輪、上海万博を控え外資系高級ホテルの開業ラッシュが続いているが、その波は早くも地方都市にまで及んでいるという。写真は南京市東郊にそびえたつヒルトンホテル。

(1 / 5 枚)

2008年2月23日、人民日報の国際版サイト「環球ネット」が、21日付でドイツの雑誌「ホテル業界」に掲載された記事「中国市場を占拠する外資系ホテルチェーン」を紹介。北京五輪、上海万博を控え大都市では外資系高級ホテルの開業ラッシュが続いているが、早くもその波は地方都市にまで及んでいるという。

その他の写真

中国国家旅游管理局(CNTA)の統計によると、今年初めの時点で中国では40を越える外資系ホテルチェーンが500軒以上の高級ホテルを経営している。そのほとんどは大都市に建設された5つ星ホテルだ。中国では今、北京五輪、上海万博を前に激しい開業ラッシュが起こっており、今後の競争激化は必至と見られている。

そんな中、これら外資系のターゲットは早くも大都市から地方都市へと移行しているという。人口100万人規模の地方都市が次なる建設ラッシュの舞台として脚光を浴びている。世界的ホテルチェーンのスターウッド・ホテル&リゾートは今後3年間で、傘下のウェスティンホテルやシェラトンホテルを温州(浙江省)、南昌(江西省)、貴陽(貴州省)、フフホト(内モンゴル自治区)などに相次いで建設すると発表している。

驚異的な経済発展に伴って、中国の人々の旅行に対する要求もレベルアップしている。国内旅行は飛行機で移動し宿泊は5つ星ホテル、という層も増えているとか。高級ホテルの需要増加に伴い、外資系ホテルの建設ラッシュは今後中国全土に広がっていくだろう。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携