＜環境保護＞第IV段階排気ガス基準、3月から2段階に分けて適用―北京市

2008年2月15日、北京市環境保護局の杜少中（ドゥ・シャオジョン）副局長は「北京市では3月1日以降、2段階に分けて国家第IV段階自動車排気ガス基準（国IV基準）を適用して行く」と発表した。「法制晩報」が伝えた。

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杜副局長によると、北京市では「十一五」環境計画などに基づき第1段階として、3月1日から北京ナンバーの登録手続きをする総重量3．5トン以下のガソリンを燃料とする乗用車および商用車すべてに対し国IV基準を適用するとともに、この条件に適合しない車両の販売や登録を中止する。

また第2段階として、7月1日から北京ナンバーの登録手続きをするディーゼルエンジンおよび天然ガスエンジンを搭載した公共バス、環境衛生車（ゴミ収集車など）、郵便車両すべてに対し国IV基準を適用し、あわせて窒素酸化物（NOx）を監視する車両搭載診断システム（ODB）の装備を義務付け、この条件に適合しない車両の販売や登録を中止するという。

なお、環境保護局の関係部門では、国IV基準の実施後、市内で販売されている車両に対し排気ガス検査を実施し、定期的に基準適合車のリストを公布するとともに、基準不適合車に対しては登録手続きを中止して行く方針であるとしている。（翻訳・編集/HA）