＜中華経済＞スタバの1ドルコーヒー、中国での展開計画なし

2008年2月15日、14日付新聞晨報によると、コーヒーチェーン大手の米スターバックスが先ごろ、創業地シアトルで小カップを1杯1米ドルで試験的に販売するとの方針を発表したことについて、同社大中華区の責任者は「まだ試験段階で全世界の店舗で導入するかは分からない。また現時点では中国市場で同様のキャンペーンを展開する計画はない」と述べた。

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中国国内のスターバックス店のコーヒーの価格は現在1杯12−18元と割高。米国での「1米ドルコーヒー」をきっかけに、国内での値下げに期待が高まっていた。

これについて上海市商業経済研究センターの主任は、「スターバックスは米国では大衆化されているが、中国国内では顧客が中高所得層に集中している。低価格コーヒーを国内で販売すれば、顧客基盤の拡大で当初は売り上げが大幅に伸びるだろうが、静かな環境を求める顧客の流出につながる」と話している。（翻訳・編集/HI）