<中国人観光客が見た日本>築地市場で感動のあまり涙ぐむ!その理由とは?

Record China    2016年12月7日(水) 10時20分

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2日、移転が決定している築地市場を訪れた中国人観光客が、思わず涙ぐんでしまった体験についてつづった。

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2016年12月2日、移転が決定している築地市場を訪れた中国人観光客が、思わず涙を流しそうになった体験についてつづった。

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本来の計画では、2日目の朝3時か4時に起き、築地に行って見学する予定だった。築地市場はもうすぐ移転すると聞いており、伝説のマグロ競りを一目見たいと思って、初日の夜は出かけず早めに就寝。目覚まし時計のおかげ次の日早く起きることができた。外はまだ雨が降っていた。地下鉄を出て数百メートルのところで市場の看板を見つけたが、時間がまだ早いせいか、それとも天気が悪いせいか、人はまばらで市場の外は閑散としていた。

少し興奮気味に急いで中に入ったが、目の前の光景にあぜんとした。店がすべて閉まっているのだ。これは一体どういうことだ?今日は日曜日ではないよな?日にちの計算を間違えたのか?後で分かったことだが、定休日だったのだ。がらんとした魚市場の空気は潮の香りがして、失望と交じり合っていた。でも見方を変えれば、閉まった店の看板はどれも特徴があって面白かった。

次の日、同じように朝早く起床して築地市場への旅が始まった。今回は失望させられることはなく、人の流れに沿って場外市場に到着。威勢のよい掛け声が聞こえてくる店や、すでに売り切れた店などがあり、多くの海産物を見て胃が喉まで上がってくる感じだった。でも場内市場まで我慢。場内市場の雰囲気はさらにすごく、魚を運ぶ多くの車が停まっていた。場内の料理店は少ないものの、騙される心配はなく、どの店も行列ができていた。伝説の寿司大は絶望的なまでの行列ができており、私たちは比較的行列の少ない店で海鮮丼を食べることにした。ウニとイクラの組み合わせは完璧で、あんなにも甘くて生臭さが全然しないとは思わなかった。

東京旅行最後の日もやっぱり早起きして築地市場へ行った。どうしても寿司大で食べたかったからだ。今回はついに願いをかなえることができた。寿司職人はとっても熱心で、何を言っているかはよく分からなかったけど、とりあえずOKと答えた。きっとわさびを入れてもいいか聞いているのだろうが、食べられればそれで私たちは満足だ。食べてみると、ほかに表現のしようがないほど、とにかくおいしかった。特にウニの寿司はまるで海そのものを食べたかのようで、涙ぐんでしまった!

寿司を食べて涙が出るのか?という友人もいたが、3回も行ってやっと食べられた美食は、私たちにとって決して忘れることのできない感動なのだ。(翻訳・編集/山中)

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