70歳のお年寄りが発明した「超簡単!漢字入力法」―広西チワン族自治区

Record China    2008年2月13日(水) 21時48分

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11日、中国南部の広西チワン族自治区北海市に住む70歳のお年寄りが、漢字の読み方を知らなくても簡単に入力が出来る方法を発明したと紹介された。漢字の“目”は句点の“。”、“口”はローマ字の“O”を入力するという。資料写真。

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2008年2月11日、中国南部の広西チワン族自治区北海市に住む70歳のお年寄りが、漢字の読み方を知らなくても簡単に入力が出来る方法を発明したと紹介された。「新華ネット」が伝えた。

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この「超簡単入力法」は、例えば“目”という漢字を打ちたかったら句点の“。”を入力し、“口”ならローマ字の“O”、“命”なら“AOP”というように、漢字を分解してアルファベットや記号に置き換えて入力する。発明したのは70歳の梁伝仁(リャン・チュアンレン)さん。05年には国家特許を取得した。

中国語の一般的な入力方法は、例えば「ニーハオ」なら「NiHao」というように「ピンイン」というローマ字を使った発音表記を使用する。ところがこの「ピンイン」が制定されたのは1958年。学校教育で習っていないお年寄り世代にとっては、パソコンを覚える際の“最大の難関”だった。

梁さんは高額で買い取りたいという企業には見向きもせず、「皆さんが便利に使って下されば」とインターネット上で無料配布している。最初に発明した00年からヴァージョンアップを重ね、現在は6.0版まで出されているという。(翻訳・編集/NN)

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