<続報><中国製ギョーザ中毒>原料から残留農薬は検出されず―中国

Record China    2008年2月1日(金) 10時54分

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1月31日、中国製冷凍ギョーザによる食中毒事件についての記者会見の席上、中国輸出入食品安全局の王大寧局長は初期調査の結果ではギョーザの原料から残留農薬は検出されなかったことを発表した。資料写真。

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2008年1月31日、中国国家品質監督検査検疫総局(略称;国家質検総局)は、日本で発生した中国製冷凍ギョーザによる食中毒事件について記者会見を開いた。席上、国家質検総局輸出入食品安全局の王大寧(ワン・ダーニン)局長は初期調査の結果ではギョーザの原料から残留農薬は発見されなかったことを発表した。中国新聞社が伝えた。

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王局長によると、事件を受けて国家質検総局はただちに緊急調査グループを河北省に派遣、製造工場を調査した。問題となっているギョーザは昨年10月1日と20日に生産されたもので、輸出前の残留農薬検査では生姜、白菜などの原料から残留農薬は検出されていなかった。また企業の加工記録も完全なものだったという。

日本ではジェイティフーズ以外の企業の間で同工場製品の自主回収の動きが広がっているが、国家質検総局も同工場に日本向け製品のリコールを命じている。また、近日中にも専門家を日本に派遣し問題解決のため協議にあたることも発表、河北省警察も同工場の捜査を開始したという。(翻訳・編集/KT)

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