8万〜10万年前の人間の頭骨化石が出土、北京原人に次ぐ重要発見か―河南省許昌市

Record China    2008年1月23日(水) 21時26分

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1月22日、中国国家文物局は記者会見し、河南省許昌市で8万〜10万年前のものとみられる人間の頭骨の化石が見つかったと発表した。北京原人に次ぐ重要発見との見方もある。

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2008年1月22日、中国国家文物局は記者会見し、河南省許昌市で8万〜10万年前のものとみられる人間の頭骨の化石が見つかったと発表した。

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会見に出席した河南省文物局の孫英民副局長によると、化石が見つかったのは許昌霊井遺跡。同地では専門家らが05年6月から考古活動を行っていた。今回発見された頭骨の化石は昨年12月17日に出土したもので、頭頂部など16片が見つかった。

その後、これらをつなぎ合わせ、ほぼ完全な頭骨を復元。額は小さく平らで、眉部分は骨が厚く、突き出ている。保存状態は良好で、許昌市で発見されたことから「許昌人」と名付けられた。

中国科学院の古人類学者、呉新智(ウー・シンジー)氏は、「今回の発見は北京原人に次ぐ重要発見で、東アジアの人類進化と中国現生人類の起源研究にとって重大な学術的価値がある」とコメントした。

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