「独立せず」、総統選候補者・馬英九が「三つのノー」政策を主張―台湾

Record China    2008年1月18日(金) 18時32分

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2008年1月16日、台湾で国民党の総統選候補者・馬英九(マー・インチウ)氏は台中関係について、「統一せず、独立せず、武力行使せず」という「三つのノー」政策を採用すると話した。写真は台湾の国父記念館。

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2008年1月16日、台湾で国民党の総統選候補者・馬英九(マー・インチウ)氏は台中関係について、「統一せず、独立せず、武力行使せず」という「三つのノー」政策を採用すると話した。人民網が伝えた。

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翌17日、馬氏は再び「三つのノー」政策に触れ、「独立せず」とは新憲法を制定したり、あるいは台湾共和国、台湾国といった国名をつけないことだと話した。民進党の対立候補・謝長廷(シエ・チャンティン)氏が「台湾国の総統を目指す」と話しているのに対し、馬氏が目指すのは「中華民国台湾」、あるいは「台湾」の総統であり全く異なる立場だとして、独立路線に反対の意を示した。

馬氏によると過去8年間にわたる民進党政権は台湾独立を目指そうとして、台湾内部の分裂を生み出してきた。そればかりかアメリカとの関係にも影響するなどマイナスの影響ばかりだったという。馬氏は急激な変化は過ちで穏和な中道的政策をとるべきと主張、海外に対し台湾は「平和の担い手」であって、「トラブルメーカー」ではないことを示すべきだと主張した。(翻訳・編集/KT)

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