第2の「SARS」?中国で新たな呼吸器系ウイルスを発見―浙江省温嶺市

Record China    2007年12月25日(火) 17時23分

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12月24日、浙江省温嶺市の第一人民医院が、中国軍事医学科学院と共同で設立した臨床研究センターで、新種の呼吸器系ウイルスを発見したと発表した。

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2007年12月24日、浙江省温嶺市の第一人民医院が、中国軍事医学科学院と共同で設立した臨床研究センターで、新種の呼吸器系ウイルスを発見したと発表した。中国新聞社が報じた。

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新種のウイルスは「WU Polyomavirus」というもの。今回の検出結果は今月4日、すでに米遺伝子ライブラリーに収められ、「CLEF(中国第一株)」と名付けられたという。

専門家によると、この新種ウイルスは今年5月、すでにアメリカとオーストラリアで子供の呼吸器分泌物から発見されており、中国は世界で3番目となった。今回の発見で、子供の呼吸器感染症に対する治療技術の更なる向上が期待される。

世界保健機関(WHO)の統計によると、子供の呼吸器感染症の病原ウイルスのうち、10〜19%が未解明ということである。

中国疾病予防センターの譚文傑(タン・ウェンジエ)研究員は、「世界の呼吸器感染症は今のところ7種類」と説明。今回発見されたウイルスのほか、「SARS」もそのうちの1つに数えられるという。(翻訳・編集/NN)

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