<パンダ>闘争本能を呼び戻せ!自然界での生き残りをかけてエサ奪い合いの猛特訓!―四川省

Record China    2007年12月23日(日) 7時8分

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12月21日、四川省では人工飼育されたパンダを野に放つ計画を進めている。失敗した第1次計画を教訓に、第2次計画ではエサの奪い合いの練習に警察犬を導入するという。資料写真。

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2007年12月21日、四川省の「成都日報」は人工飼育されたパンダを野に放つ試みを続けている四川臥竜中国保護ジャイアントパンダ研究センターを取材。

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第1次計画で研究対象となったのは、オスのパンダ・シャンシャン(祥祥)1頭のみ。シャンシャンは2年にわたる長期の野生化訓練を受けたにもかかわらず、野に放たれた後に死亡してしまった。これを教訓に現在進められている第2次計画では、対象とするパンダをメスとし、さらに2頭以上とすることに変更。現在4頭が候補にあがっているという。

また、候補となっているパンダには、野生化訓練の一環として警察犬や草食動物を同じ檻に入れ、エサの取り合いの練習をさせる計画があるとのこと。

死亡したシャンシャンが放たれた場所は臥竜自然保護区五一棚区域で、多くの野生パンダが生息しており飽和状態であったことから、第2次計画ではパンダを放つ場所を過去にパンダの生息が確認され、かつ現在は姿を消している地域、おそらく成都周辺か峨嵋山一帯になる見込みだ。(翻訳・編集/本郷智子)

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