辺境の小さな苦学生、3つの峠を越えて登校―貴州省

Record China    2007年12月4日(火) 17時23分

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2日、チャイナフォトプレスが貴州省で撮影した小さな苦学生。彼らは一週間分の生活物資を背負い、片道2時間の距離を、3つの峠を越えて学校まで歩く。

2007年12月2日、チャイナフォトプレスが貴州省で撮影した小さな苦学生。貴州省沿河トゥチャ族自治県にある杉樹小学校の5年生の児童が、食料や薪をかついで登校してくる様子を捉えた。

彼らは片道2時間の距離を、3つの峠を越えて学校まで歩く。毎週、自宅から20〜30kgの生活物資をかついでやって来て、学校付近の農家などに宿をとり、学校に通う。まだ幼いながら煮炊きも自ら行い、たくましく日々を送りながら勉学に励む。

貴州省の山間に点在する村々から学校に通うのは至難の業だ。それぞれの村には少なくとも一校の学校があるが、多くはたったひとつの教室で1人の教師が2〜3学年の児童を一度に教えている。高学年になると、村外の学校へ通うしかなくなる状況だ。数時間の距離を歩いて学校へ向かい、週末だけを自宅で父母と過ごす。苦学に励む姿が、心を打つ。(翻訳・編集/愛玉)

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