「殷墟」並み、21世紀最大の発見か?5000年前の「良渚」古代都市、高度な文明物語る―中国

Record China    2007年11月30日(金) 10時59分

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2007年11月、浙江省杭州市良渚文化区で、約5000年前の古代の都市の遺跡が発見された。その規模は290万平方キロメートルを超えると見られ、「殷墟」に匹敵する大発見だと見られている。

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2007年11月29日、浙江省杭州市良渚文化区で、約5000年前の古代の都市の遺跡が発見された。その規模は290万平方キロメートルを超えると見られ、「殷墟」に匹敵する大発見だと見られている。チャイナフォトプレスが伝えた。

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良渚文化は5000―4000年前に長江下流域で栄えていたとされる中国の古代文明。黒陶を主とした陶器をはじめ、玉器・銅器・シルクなどさまざまな文物が発見されており、高い文化を築いていたと推測される。

今回発見された遺跡は良渚文化の古代都市としては最大のもの。都市は1500から1900mの正方形を象っており、街は南北の軸に平行になるよう建設されている。発見された城壁の下部には幅40mにわたり石が敷き詰められていた。当時はその上に黄土を突き固め、高さ4m程度の城壁にしていたと見られる。関係者はこの大規模な遺跡の発見は良渚文明の文明の高さを証明するものになると話し、20世紀の「殷墟」発見に匹敵する考古学界の一大ニュースだとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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