長白山の天池に“怪獣”が!?その正体は7.7kg以上の…―吉林省

Record China    2007年11月15日(木) 19時12分

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中国と朝鮮の国境に位置する長白山のカルデラ湖「天池」で“怪獣”が撮影された。これに対し朝鮮の専門家は否定的な見解。写真はカルデラ湖。

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2007年11月14日、中朝国境に位置する長白山(朝鮮では白頭山の名称)の天池で中国のカメラマンが撮影した“怪獣”について、朝鮮国家科学院生物分院動物学研究所の金理泰研究員によるコメントをピョンヤンから新華網記者が伝えた。“怪獣”は朝鮮で40年以上前に放流した鱒である可能性が高いそうだ。

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在日朝鮮人総聯合会の機関紙『朝鮮新報』オンラインが14日に伝えたところによれば、今年77歳になる金研究員は、1960年7月30日に天地で行われた鱒の放流に関わっており、9尾の鱒と16尾の鮒を放流したそうだ。その後も朝鮮の研究者がたびたび鱒や鮒、メダカなどを放流していたという。

一般的に、火山活動により形成された湖には魚はいないのだが、朝鮮の研究者の手により放流が行われたことで、初めて天池には魚が生息可能であることが証明されたのだそうだ。

人工的に移された魚が現地の環境に適応してゆき、新たな品種となることがあり、この天池に放された鱒も“天池鱒”というべきだと、ある専門家は話す。

2000年に行われた調査では“天池鱒”は体長85cm、重さは7.7kgだったそうだ。金研究員は「これよりさらに大きい鱒がいる可能性は非常に高い」とし、中国のカメラマンが撮影したのも“天池鱒”だろうと語った。(翻訳・編集/岡田)

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