韓国製訓練機T−X公開、米国への輸出に朴大統領も期待=韓国ネット「輸出が実現すれば大きな成果」「たとえ輸出できたとしても…」

Record China    2015年12月19日(土) 13時0分

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17日、韓国のテレビ局SBSは、米国輸出を目指している韓国製の高等訓練機が初めて姿を現したことを伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国軍。

2015年12月17日、韓国のテレビ局SBSによると、韓国航空宇宙産業(KAI)が米国への輸出を目指している韓国製の訓練機(T−X)を公開した。

T−Xは、T−50(※ロッキード・マーティン社から技術支援を受け韓国が製造した訓練機)の改良型だ。米空軍の要求どおり着脱が可能な空中給油装置と主力戦闘機F−35のコックピットに似た大画面のヘッドアップディスプレイ、そして仮想訓練システムを装備している。米国は、老朽化した訓練機T−38の代替えのために2017年初めに新機種を選定し、350台を導入する予定。現在、米国ロッキード・マーティン社とコンソーシアムを結んだ韓国KAIと、米ボーイング社とスウェーデンのサーブ、米ノースロップ・グラマンと英国BAEの三つどもえ戦が予想されている。朴槿恵(パク・クネ)大統領は、「訓練機の米国輸出が成功すれば、経済発展はもちろん、米韓同盟の観点からも意味が大きい」と強調した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「これが実現したら、大きな成果だ」

「米国との関係が最悪になっていると思っていたが、少し安心した」

「書くだけならどんな希望的観測でも書ける。実際に米国が買ってくれてからの話だな」

「契約できるなんて保証は何一つないのに、何を浮かれている」

「国産なのは胴体だけで、核心的なレーダーやエンジンはすべてロッキード・マーティン製だろう。これが国産訓練機と言えるのか?米国の下請け組み立て工場にすぎない」

「米国輸出用の機体に空中給油装置を設置できるんだったら、FA−50(韓国製軽戦闘機)にも空中給油装置を付けたらいいんじゃないのか?」

「米国にこの訓練機が輸出できたとしても、庶民の生活が良くなるわけじゃない」

「軽自動車を輸出してスーパーカーを輸入(F−35導入計画)するようなものだな」(翻訳・編集/三田)

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