韓国産業が苦境に、中国の技術力アップと円安で日中両国の挟み撃ち―中国メディア

Record China    2015年12月9日(水) 22時30分

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7日、中国の技術力アップと円安により、韓国産業が苦境に陥っている。写真はソウル。

2015年12月7日、新華社によると、韓国全国経済人連合会は6日、「韓中日の競争力現状」と題する調査報告書を発表した。これによると、中国の技術力アップと円安の影響を受け、韓国は今や、中国に対する技術力の優位性と日本に対する価格面での優位性を失い、日中両国の挟み撃ちによって苦境に陥っている。

調査の対象となった韓国の主要業界団体のうち、「中国は技術面ですでに韓国を追い抜いている。あるいは3年以内に追い越すだろう」という見解が79.2%を占めた。「韓国は技術の面で日本に劣っている」は65%、「韓国の価格競争力は、日本と同等あるいは劣っている」は70%にそれぞれ達した。

日中両国との競争をめぐる見通しについて、「韓国が中国との競争でリードするとは考えられない」との回答が91.7%に上り、「対日本について、韓国の競争力はさらに弱まるだろう」は65%を占めた。

「競争力をいかに高めるか」という問いに対し、回答者は「企業に対する政府の管理・規制の緩和」「減税」「研究開発に対する支援」を主張した。

今回の調査は11月13日から16日までの間、大韓建設協会、大韓紡績協会、大韓化粧品協会、韓国機械産業協会、韓国半導体産業協会、韓国石油化学協会、韓国自動車産業協会、韓国鉄鋼協会、韓国航空宇宙産業振興協会など30の業界団体を対象に実施された。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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