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前漢の海昏侯墓、環境汚染を防ぐ照明器具を発見―中国

配信日時:2015年11月18日(水) 18時16分
前漢の海昏侯墓、環境汚染を防ぐ照明器具を発見―中国
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17日、2000年以上前の中国人が光の強さを調整でき、かつ燃焼による大気汚染を防止できる照明器具を開発していたことを、あなたは知っていただろうか?
2015年11月17日、2000年以上前の中国人が光の強さを調整でき、かつ燃焼による大気汚染を防止できる照明器具を開発していたことを、あなたは知っていただろうか?江西省南昌市の前漢海昏侯墓の発掘調査現場では、主墓の北藏閣から多くのさまざまな形をした青銅灯が発掘された。そのうち「雁魚灯」と呼ばれる照明器具の工芸品としての価値と、環境保護の価値が注目を集めている。新華網が伝えた。

発掘専門家チーム長、中国秦漢考古学会会長の信立祥(シン・リーシアン)氏は、「雁魚灯は巧みに加工されており、古代の科学の原理を含み、古代人の知恵を十分に反映している。弧を描く2枚の板がカバーになっており、左右に回すことで開閉が可能だ。風を遮り、光の強さを調節することもできる」と説明した。

魚と雁の体は空洞になっている。油やろうそくに火をつけることで生じる煙はカバーで遮られ、上に昇り雁や魚の体内に入り、拡散することはない。信氏は、古代人が雁の体の中に水を入れ、煙を溶けこませていたと推測した。また雁魚灯の4つの部分は自由に取り外しが可能で、灰塵の掃除に便利だ。

漢代は銅灯の加工が興隆した時代だ。信氏によると、雁魚灯は当時非常に高額で、一般人が使用できるものではなく、高級貴族の間で流通していた商品である可能性があるという。これはさらに、墓の主が尊い身分だったことを裏付けた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
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  • 雑飯有***** | (2015/11/20 10:44)

    前漢の時代すでに調光機能が考案されていたのも驚きだが、油煙処理のアイデアが素晴らしい。油の匂いは繊細な貴婦人たちにとっては頭痛の種だっただろう。きっと、溶かし込む水にも何か工夫があったのかもしれない。 中国のこの雁魚灯にヒントを得たものか、以前、博物館で調光機能の付いた丸い行灯を見てえらく感心した覚えがある。日本でそれが発明されたのは江戸時代だった。 それにしても気になるのは、中国の雁魚灯の意匠の少々グロテスクなことだ。一般に日本の行灯はシンプルで凝った趣向はない。なぜ雁の背中にわざわざ魚なのか。鵜飼いの鵜でもあるまいし。気になるので、こうしたことに詳しい知人に尋ねてみたところ、意外な答えがあった。あくまでもその人の推測だが、中国語では魚の発音は余に通じ、古来魚は生活に余裕のある象徴の動物だったという。そんな魚を鳥がくわえることは、富の獲得を寓意しているということだ。なるほど、と思った。
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