五輪マーケットを獲得せよ！3000億円外食市場に熱い視線―北京市

2007年10月24日、中国調理協会は報告書「2007年中国外食産業報告」を発表した。同報告書は2008年の五輪は北京市の外食産業に200億元（約3200億円）もの巨大な市場をもたらすと推定している。

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同報告書が指摘する商機にまず挙げられるのが五輪関係者の食事。200以上もの国と地域から集まった外国人を含め、28万人の五輪関係者が60日間にわたり消費する食事の量は膨大なものとなる。特に今回五輪施設で提供される食事のうち、30％が中華料理となるため、中国企業にも大きなチャンスがある。

五輪関係施設での食事以外に、北京を訪問する旅行客の需要も莫大なものとなる。五輪の観客は延べ700万人に上り、2008年全体の旅行客数では海外から500万人、国内から1億2000万人に達すると見られている。（翻訳・編集/KT）