「エコか？衛生か？」ホテル・レストランの割りばし不使用宣言めぐり大論争！―北京市

2007年10月10日、北京市の地方紙「新京報」は市内300軒のホテルやレストランが、今後使い捨ての割りばしを使用しないと伝えた。

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これは国際環境保護団体グリーンピースと国内複数の消費者連盟サイトが連合で推し進めている「森林保護のための割りばし不使用キャンペーン」に賛同・加入したためで、この活動の責任者は2000軒の加入を目標にしているとのこと。

しかし使い捨ての割りばしについては、過去に政府が不使用運動を展開したにもかかわらずなんの成果も挙げられなかったという前例があり、実際に各店が実施するのかどうか疑問視する声も多い。

レストラン側は割りばしの便利さと客に与える安心感を重視。一般市民も、どんな洗い方をしたかわからない箸(はし)より、使い捨ての割りばしのほうを選ぶとする声が圧倒的だった。

だが、この割りばし自体も衛生面で安心できないという声もあり、北京市内での「はし論争」はまだまだ続きそうである。（翻訳・編集/本郷智子）