「五・一」の黄金週間がなくなる?存続の望み薄か、決定は全人代で―香港報道

Record China    2007年10月9日(火) 15時18分

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8日、秋のゴールデンウィーク「国慶節」の大型連休が終わったばかりの中国だが、近い将来5月の「五・一」連休が廃止される可能性が高いと香港で伝えられた。写真はゴールデンウィークで込み合う遼寧省大連市。

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10月8日、中国の「新華日報」は香港メディアからの情報として、「五・一」前後を休日にした大型連休「黄金週間」が廃止される可能性が高いと報じた。

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初めて「国慶節」の大型連休が実施された1999年には、7日間で2800万人が移動し141億元の観光収入があった。これが昨年の春節(旧正月)の連休には、移動7832万人・観光収入368億元という驚異的な数字に。この爆発的な観光ブームのために、国内各地でさまざまな問題が発生している。飽和状態の交通機関や観光地の汚染、宿泊地の不足などである。

大型連休がもたらす経済効果は政府も認めるところだが、弊害をより重視し、連休の実施そのものを見直そうという声が政府上層部にも広がっているという。国家旅遊局筋の話では、次回の全国人民代表大会でこの連休問題についての論議がされる見込みで、将来的には「五・一」大型連休をなくし、「端午節」や「中秋節」などに連休が分散される形になるという。(翻訳・編集/本郷智子)

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